午前中は全く追いがなく、昼過ぎに左の4匹を掛ける。最大のはオトリにならず、鼻カンをつけた途端に、カカリショックで昇天した。オトリに恵まれず今日のツ抜けを諦めていた時、国道からあんちゃんが顔を出した。職場からの帰りで、気になってこちらへ回ってくれたらしい。エールを残して帰って行った。
少し気持ちが落着いた。時間はまだある。先程から下流の淵で、若者たちが泳いでいたのを見ている。その淵の瀬肩まで降りて、その瀬肩に竿を入れた。右の3匹が入れ掛かりとなった。ヤッとツ抜けが出来た。ここで続けて数を増やすか、ドボンに出くわしショゲて帰るか。疲れも出ていたので納竿した。
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