長い冬のオフも明けてアマゴも解禁になり、ゴソゴソ道具箱をいじっていると珍しい物が出てきました。昭和56年の鮎年券です。今のように写真貼付欄もなく、住所氏名も書いてません。多分「後で書いといてね!」と渡されたと思います。値段の記載もなく記憶も曖昧ですが、多分今と同じ1万円(この時消費税はなし)だったと思います。当時ももちろん天然遡上はありましたが、年ムラがありダム下流でも湖産を多く入れていたので、遡上の悪い年は9月半ばにもなれば魚影も激減し、釣れてもかなりサビがありました。またこちらが友釣している側で平気でコロガシを引く人も多く、「日高に行くより近い(大阪から)けど釣りにくい・・」という印象がありました。取扱者印に平野さんの押印がありますが、川口の平野のおじいさんといえば毎日白石の瀬周辺で竿を出す、オトリ取りの名手でした。
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内水面からすれば貴重な一品です。大切に保管して頂けたら幸いです。 (サイト管理者) 2022/04/04 13:34:15